ブランド家具買取

1. ブランド家具の主なメーカー
1−1. 日本のブランド家具
・カリモク家具
1940年に愛知県刈谷市で創業した日本を代表する家具メーカーで、木を知り尽くした職人たちが、伝統的な技術と最新の技術を融合させて、高品質でデザイン性の高い家具を作り続けています。

・IDC大塚家具
1969年に創業した大手家具販売店です。国内外の有名ブランド家具から、自社オリジナルの高品質な家具まで、幅広い品揃えが特徴です。

・マルニ木工
広島県に本社を置く日本を代表する老舗家具メーカーで、1928年の創業以来木工技術を追求し、高品質で美しい家具を作り続けています。
近年では、国内外の著名なデザイナーとのコラボレーションも積極的に行っており、伝統的な技術に新しい感性を融合させた革新的な家具も生み出しています。

・飛騨産業
岐阜県高山市に本社を置き、1920年の創業以来、飛騨高山の豊かな森林資源と伝統的な木工技術を活かした家具作りを続けています。
特に、曲げ木技術を用いた家具は、飛騨産業の代名詞とも言えるでしょう。熟練の職人たちが、ブナ材などの木材を丁寧に曲げ、美しい曲線を描く家具を生み出しています。この技術は椅子やテーブルなど、様々な家具に活かされており、そのデザイン性と快適な使い心地は、多くの人々を魅了しています。

・北海道民芸家具
1964年に北海道で創業された家具ブランドで、北海道の豊かな自然の中で育まれた木材を使い、職人の手仕事によって丁寧に作られています。
樺材（カバ材）を主な素材とし、上品な色合いと温かみのある木目が特徴です。シンプルなデザインながらも、使い込むほどに味わいが増すのが魅力です。

1−2. 海外のブランド家具
・Herman Miller（ハーマンミラー）
アメリカを代表する家具メーカーで、特にオフィス家具において高い評価を得ています。1923年の創業以来、革新的なデザインと人間工学に基づいた機能性を追求し、数々の名作を生み出してきました。
代表的な製品としては、世界中で愛されるオフィスチェア「アーロンチェア」や、ミッドセンチュリーモダンを代表する「イームズ夫妻」による家具などが挙げられます。

・Knoll（ノール）
1938年にアメリカで創業された高級家具メーカーで、洗練されたデザインと高品質な製品で知られ、オフィス家具から住宅用家具まで幅広いラインナップを展開しています。
特に、ミッドセンチュリーモダンの家具は、ノールを代表する製品群です。
バウハウスの影響を受けた合理的なデザインと、革新的な素材や技術の採用は、世界中のデザイナーや建築家から支持されています。代表的な製品としては、ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナチェア」や、ハリー・ベルトイアの「ダイヤモンドチェア」などが挙げられます。

・BoConcept（ボーコンセプト）
1952年にデンマークで創業された家具ブランドです。「Bo」はデンマーク語で「生活」を意味し、その名の通り、人々の生活に寄り添うような家具作りを目指しています。
特徴は、シンプルながらも洗練されたデザインで、モダンなライフスタイルに調和する点にあります。ソファ、テーブル、ベッドなど、様々な家具を取り扱っており、トータルコーディネートも可能です。
また、豊富な素材やカラーバリエーションがあり、好みに合わせてカスタマイズできるのも魅力です。世界60カ国以上に店舗を展開しており、グローバルブランドとして確固たる地位を築いています。

・Cassina（カッシーナ）
1927年にイタリアで創業された高級家具ブランドでモダンデザインのパイオニアとして知られ、世界的に有名なデザイナーや建築家とコラボレーションし、数々の名作家具を生み出してきました。
特に、ル・コルビュジエ、シャルロット・ペリアン、ヴィコ・マジストレッティなど、20世紀を代表するデザイナーの家具を復刻・製品化していることで知られています。これらの家具は、時代を超えて愛される普遍的なデザインと、高品質な素材、そして卓越した職人技術によって作られています。

・Poltrona Frau（ポルトローナ・フラウ）
1912年にイタリアで創業されたポルトローナ・フラウは、100年以上の歴史を持つ高級家具ブランドです。特に、最高級の革「Pelle Frau®（ペレ・フラウ）」を使った家具は、世界中の人々を魅了しています。
厳選された革は、ポルトローナ・フラウ独自の高度な技術でなめされ、柔らかくしなやかな肌触りを持つ唯一無二の存在となります。この革は、職人の手によって丁寧に家具へと仕上げられ、その美しい曲線やディテールは、まさに「家具芸術」と呼ぶにふさわしいものです。

2. ブランド家具の査定ポイント
-1. ブランド・メーカー
カリモク家具、IDC大塚家具、飛騨産業、マルニ木工、ハーマンミラー、カッシーナ、ノールなどのブランド家具は高額査定の対象になりやすい傾向にあります。

-2. コンディション（状態）
傷や汚れ、使用感が少ないほど査定額が高くなり、張地や木材の劣化がないか、座面のクッションがへたっていないかも重要なポイントです。

-3. デザインの人気度
ミッドセンチュリー、北欧モダン、ヴィンテージデザインは人気が高く、シンプルで時代に左右されにくいデザインの家具は、長く価値が保たれるため査定額アップのポイントです。

-4. 付属品の有無
デザイナーズ家具の場合、オリジナルの証明書（ギャランティカード）があると査定額がアップします。ネジやパーツ、クッションカバーなどの付属品が揃っているかも査定に大きく影響します。

ブランド家具は、デザイン・素材・耐久性に優れた高級家具であり、日本や海外の有名家具メーカーやデザイナーが手掛けたものが多く、高額で取引されます。
特に、カリモク家具、IDC大塚家具、ハーマンミラー、カッシーナ、ボーコンセプトなどの有名ブランド家具は市場価値が高いため、事前にブランド・素材・コンディション・デザインの人気度を確認していただくと、査定がスムーズに行えます。

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